対向車線にはみ出し正面衝突…基準値の3倍のアルコールを検出 男(32)を現行犯逮捕 札幌市

札幌・豊平警察署は2025年3月16日、札幌市清田区に住む会社員の男(32)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
男は3月16日午前7時ごろ、札幌市清田区清田2条1丁目付近の国道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、男が運転する乗用車は国道を走行中、センターラインをはみ出し、反対車線を走行していた乗用車と正面衝突したということです。
この事故で乗用車を運転していた40代女性が股関節の痛みを訴え、同乗者の40代女性も鼻から出血し病院に搬送されましたがいずれも命に別条はありません。男にけがはありませんでした。
女性側から事故の通報を受けて駆け付けた警察官が、男の呼気を調べたところ、基準値のおよそ3倍のアルコールが検出されたということです。
調べに対し男は「酒を飲んで車を運転して事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は男が酒を飲んでいた場所や飲酒量などを調べています。