北海道新幹線の札幌延伸が２０３８年度末まで先延ばしとなったことを受け、国土交通省の職員らが札幌市に説明に訪れました。

（森永記者）「国交省の職員らが札幌市に説明に訪れました」

新幹線の計画の遅れについて説明に訪れたのは、工事を進める鉄道・運輸機構と国土交通省の職員ら４人です。

札幌延伸に向けた工事は、複数の工区でトンネルの掘削が難航しています。

有識者会議は先週、開業時期の見通しを従来の２０３０年度末から２０３８年度末に先延ばしにする報告書をまとめました。

（中野洋昌国土交通相）「工事の進捗状況やリスクの発現状況について、随時情報共有をする」

国土交通省は１９日以降、ほかの沿線自治体にも説明に訪れる予定です。