アメリカの国連臨時代理大使、ガザ地区戦闘再開めぐり「責任はハマスにある」

イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への戦闘再開をめぐり、アメリカの国連臨時代理大使は「責任はハマスにある」と主張しました。
国連の安全保障理事会は18日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃再開について議論しました。
アメリカのシェイ国連臨時代理大使は「戦闘再開の責任はハマスにある」と述べ、イスラエルの今後の措置を支持すると表明しました。
トランプ大統領が「ハマスは人質をただちに解放しなければ、高い代償を支払うことがある」と明言しているためだとしています。
イスラエルのミラー国連常任副代表も、人質が解放されない限り、戦闘を続ける意向を示しました。
一方、パレスチナのマンスール国連大使は「トランプ政権が人質解放を優先している一方で、ネタニヤフ首相は人質の生存よりも自らの政治的な保身をはるかに優先していることは明らかだ」などとイスラエルを強く非難しました。