三沢~羽田の“4往復”継続 夏ダイヤでは大阪線も増便で「大きな励みになる」 青森空港は大阪便減便、ソウル線・台北線は週3往復
三沢空港を発着する日本航空の三沢・東京線の1日4往復体制が今後も継続されることになりました。
また三沢・大阪線が1日2往復に増便することになり、関係者が歓迎していました。
三沢・東京線の1日4往復の継続は国土交通省がきょう発表しました。
三沢・東京線の利用について一定の効果があると認められるとして、4年を前提に継続するとしています。
2002年に3往復に減便されていた三沢・東京線は三沢市などが復活を求め、2020年からは4往復の定着に向けたトライアル運行が今年度まで行われています。
利用者は昨年度が26万人、今年度も去年12月までに21万人を超えました。
★利用客
「(利用は)月に2回か3回」
「ひじょうにありがたいことです」
「やっぱり4便あるほうが余裕があって計画がたてられるのでありがたいですね」
日本航空は3月30日からの夏ダイヤを発表し、青森・大阪線を4往復から3往復に減便します。
一方で三沢・大阪線を1日1往復から2往復に増便し、三沢市の小桧山市長は東京線の継続とあわせて歓迎していました。
★三沢市 小桧山吉紀市長
「ひじょうに喜んでおります」
「(大阪便は)なんとか2往復にならないかということを各会社の皆さんとか地元の方々から受けていたもので、それも一緒に達成されたということはですね今までやってきたことが実を結んだということでこれからも大きな励みになると思います」
三沢市は今後も利用促進に取り組み、増便の定着をめざします。
ソウル線・台北線は夏ダイヤも週3往復
一方、青森・ソウル線と台北線は3月末からの夏ダイヤも運行する曜日や時間を変えて引き続き週3往復することが決まりました。
ソウル線は月曜、木曜、土曜の運航となり、空港の発着時間は全体的に冬ダイヤより早くなります。
台北線は火曜と金曜それに日曜に運航し、台湾に到着する時間が10分短くなります。
県の担当者は「引き続き航空会社や関係団体と連携して利用促進につなげたい」と述べました。