白熱のJ1残留争い!最下位・札幌が19位鳥栖を撃破!逆転残留へ1歩前進
最下位・20位の北海道コンサドーレ札幌は、19位・サガン鳥栖とホームで対戦。
J2降格圏に位置する両チーム、勝ち点の差は8。
両者にとって負けらない戦いです。
しかし試合前、札幌にアクシデントが発生。
スタメンとして発表されていた浅野が、試合前のウォーミングアップで負傷。
このピンチに、代わって急遽スタメン出場となったスパチョークが、その起用に応えます。
前半10分。
スパチョークがペナルティエリア手前から右足ミドルシュートを決め、札幌が先制。
肉離れの負傷から10試合ぶりの復帰戦で、早速結果を出します。
1分後、今度はスパチョークのクロスに駒井が頭で合わせて、試合序盤で札幌が2点のリードを奪います。
勢いが止まらなぬ札幌は、さらにその5分後。
ペナルティエリア内のこぼれ球に反応した駒井が、右足を振り抜き、3点目。
前半だけで3点のリードを作ります。
しかし、熾烈な戦いはこのままでは終わりませんでした。
後半立ち上がり、鳥栖に2ゴールを奪われ、3点あったリードはわずか1点に。
ここからさらに互いに1点ずつ決めて、4-3の札幌リードで迎えた後半41分。
右サイドを近藤がドリブル突破し、ペナルティエリア内で切り返したところを、鳥栖DFがファウル。
札幌がペナルティキックを獲得します。
キッカーは、移籍後初出場となった期待のフォワード・アマドゥ バカヨコ!
このペナルティキックをしっかり決めて勝負あり。
札幌が負けられないJ1残留の直接対決で勝利をつかみ取り、逆転残留への望みをつなぎました。