【高校サッカー】ベスト4激突!因縁の対決…J内定選手も!決勝進出は!?注目の北海道大会
一方『黄色のイナヅマ』北海は、異名の通り伝統の堅守速攻で大会3連覇中の王者。
2024年のインターハイでは準々決勝で旭川実業に0対2で敗れ、全国を逃しました。
その悔しさから、学校グラウンドから旭山記念公園まで往復約12キロの過酷な走り込みを行い、ベースを鍛えてきました。
旭実を返り討ちし、4連覇へと大きく前進することはできるかー
(北海 渡部雄大選手)「去年、プレミストドーム(旧札幌ドーム)の舞台に立ったのは、僕と岡野選手だけ。自分たちの代で、もう一度あの舞台でサッカーがしたい」
■第2試合13時30分 札幌創成×札幌大谷
2023年のインターハイで、創部以来初の全国出場を果たし、着実に強豪校へと進化した札幌創成。
しかし、選手権では3大会連続で準決勝まで進むも、いずれも敗れ、まだ決勝の地を踏めていません。
3回戦では東海大札幌に先制されるも、後半38分に決勝ゴールを挙げ逆転するなど勝負強さもあります。
インハイ以上に想いが強い選手権で、初の全国を目指します。
(札幌創成 鏑木正彦監督)「創成のサッカーはピッチの横幅を目いっぱい使うサッカー。ことしは平均的に能力が高く、総合力と経験値がある。札幌大谷は攻撃的でうまさがあるので、守備を徹底したい」
一方の札幌大谷には、今大会注目度No.1の選手がいます。
卒業後、J3FC今治への加入が内定している10番・笹修大主将。
道内で高体連出身選手が卒業後にプロ入りするのは8年ぶりです。
今季、札幌創成とは公式戦で4度対戦し、3勝1敗と分はいい。
中盤でプレーする笹が両サイドにタクトを振るい、そして最前線には清水監督も「シュート感覚は飛びぬけている」と絶賛するストライカーの簗詰もいます。
自慢の攻撃力が爆発するかー
(札幌大谷 笹修大キャプテン)「連動した攻撃というのを1年間やり続けてきた。ゴール前での個の強さも自分たちの持ち味。家族やチームメイト、監督やコーチ、支えてくれる人たちがいるから今がある。全員で喜ぶためにもしっかりと勝ち切っていきたい」
強豪校が集うベスト4を制し、11月2日(土)にプレミストドームで行われる決勝戦へと駒を進める2校は!?