今季“最強寒波” 雪でスリップか…事故相次ぐ 住民も雪かきに困惑 10日は警報級の大雪か 《新潟》
今季“最強”寒波の影響で各地で大雪となりました。雪でスリップしたとみられる事故も起きています。10日の県内は警報級の大雪となるところもありそうで引き続き注意が必要です。
県内は強い冬型の気圧配置となり、新潟市などに暴風雪警報が発表されています。
9日は雪の影響とみられる事故も相次ぎ、佐渡市の県道では9日朝、車2台が正面衝突。2人が病院に運ばれています。
高速道路でも。
(リポート)
「中央ジャンクションに向かう高速道路なんですが大型トラックが中央分離帯にぶつかっています」
9日の県内は魚沼市守門で186センチ、津南町で152センチなど中越や上越の山沿いで1メートルを超す積雪となりました。
高齢化が進む阿賀町では…
〈住民〉
「いやー、困るわ。雪を下ろす人もいないしね」
こちらの住民は手製の「傘のヘルメット」をかぶっていました。
〈住民〉
「肩が汚れない。足にかからない」
知恵を出しながら寒波に立ち向かっていました。
10日夕方までの降雪量は平地で最大30センチ、山沿いで最大70センチと予想され、警報級の大雪も見込まれています。県内は交通障害や路面の凍結が起きるおそれがあり、10日朝の通勤時などは運転に注意が必要です。