×

警報級の「居座り寒波」 平地でも大雪のおそれ 5日から6日は特に警戒を 《新潟》

2025年2月3日 19:45
警報級の「居座り寒波」 平地でも大雪のおそれ 5日から6日は特に警戒を 《新潟》

県内は4日から強い冬型の気圧配置となり、5日から6日にかけて警報級の大雪になる可能性があります。車両の立ち往生などが起きるおそれがあるとして、国交省は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

2月3日は「立春」。朝の新潟市は穏やかな空が広がりました。暦の上では春に入りますが4日からは…

〈新潟地方気象台 河野智一 気象防災情報調整官〉
「この冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです」

〈北陸地方整備局 徳橋良幸 道路情報管理官〉
「5日がまず一番危ない。今回の大雪予想時には外出をとにかく控えてください」

気象庁や国交省などは緊急で会見を開き、大雪への警戒を呼びかけました。

4日からこの冬一番の強い寒気が流れ込み、県内は5日から6日まで平地でも警報級の大雪になるおそれがあります。

〈新潟地方気象台 河野智一 気象防災情報調整官〉
「JPCZ(帯状の雪雲)が関係する大雪になると思われます。数日間にわたって長く寒気が居座るというのが今回の大雪をもたらす寒気の大きなポイント」

2022年の大雪では長岡市や柏崎市で大規模な立ち往生が発生。多くのドライバーは車内で不安な夜を過ごすことになりました。また、各地で停電が発生し生活に大きな影響が出ました。

国交省は国道8号など14区間について予防的に通行止めにして集中除雪を行う可能性があるとしています。

4日夕方までの24時間降雪量は、多い所の山沿いで60センチ、平地で40センチと予想されています。その後、5日、そして6日にかけては山沿いで100センチ、平地で70センチと予想されています。

気象庁や国交省などは大雪時は不要不急の外出を控えるとともに車を運転する際は食料や簡易トイレなどを持参するよう呼びかけています。

最終更新日:2025年2月3日 19:45