【特集】“コスパ最強” ヨーカドー閉店後を引き継ぐ食品スーパー「ロピア」とは 転換期を迎えている新潟市中心部《新潟》

イトーヨーカドーの閉店に、営業を終了する西堀ローサ。新潟市の中心部から商業施設が次々と姿を消していく中、地元の人などが期待を寄せるのがイトーヨーカドーのあとを引き継ぐ食品スーパーの「ロピア」です。「食のテーマパーク」を掲げ首都圏を中心に展開するスーパーマーケット。どんな店なのか、取材しました。
1月26日、新潟市の中心部からまたひとつ、灯りが消えました。
本町通りに店を構え市民に愛され続けてきたイトーヨーカドー丸大新潟店。
イトーヨーカドー丸大新潟店 竹内敦彦店長
「46年のご愛顧、誠にありがとうございました」
惜しまれながら、その歴史に幕を下ろしました。
常連客
「地元のお年寄りの憩いの場所になっていたので、これから寂しいだろうなと思う」
「ひとつの時代がまた終わってしまうんだなという気持ちで寂しいとしか表現のしようがありませんでした」
かつて、デパートなどが軒を連ね多くの人でにぎわっていた新潟市の古町地区。
時代の移り変わりとともに商業施設が次々と姿を消し、にぎわいは失われました。イトーヨーカドー丸大に続き3月末には地下街・西堀ローサも営業を終了します。
一方、中心部の活性化に向けて期待がかかるのが、三越跡地の再開発プロジェクト。
オフィスや商業施設、マンションからなる地上37階建ての高層複合ビルの建設です。
しかし……当初は去年12月に解体工事を始め2029年中の完成を目指していましたが、人手不足などで施工業者が決まらず、完成時期が未定となっているのです。
新潟市 中原八一 市長
「(三越の再開発は)古町中心にして期待をされる方が大変多いので、今後の遅れについては街の低迷につながらないようにしていく必要がある」
大きな転換期を迎えている新潟市中心部の街づくり。
こうした中、“ある施設”に注目が集まっています。
地元の人
「ロピアさん来てもらってお客さんの客足が戻るようなにぎやかな本町にまた戻ってもらいたい」
「ユニークなお店みたいなので楽しみにはしている」