「娘の殺害計画を事前に認識」が争点…すすきのホテル殺人、父親にきょう14時注目の判決
札幌・すすきののホテルで頭部のない男性の遺体がみつかり、親子3人が起訴された事件の裁判員裁判で、殺人ほう助の罪などに問われている父親にきょう判決が言い渡されます。
起訴状によりますと、田村修被告はおととし、のこぎりなどを購入し、娘の瑠奈被告に提供。
事件当日に瑠奈被告を車で送迎し、殺人を手助けした罪などに問われています。
裁判は、瑠奈被告の殺害計画を事前に認識していたのかが争点となっています。
検察は論告で「瑠奈被告の計画は十分に練られたもので修被告の手助けが不可欠」などと主張し、懲役10年を求刑しています。
一方、弁護側は、「犯行を事前に知っていたと推認できる証拠が全くない」などと指摘し、無罪を主張しています。
裁判はきょう午後2時から札幌地裁で開かれ、修被告に判決が言い渡されます。
最終更新日:2025年3月12日 7:20