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県の新年度予算案 一般会計の総額1兆2635億円 6つの重要課題に取り組む

2025年2月12日 19:51
県の新年度予算案 一般会計の総額1兆2635億円 6つの重要課題に取り組む

県の新年度予算案が2月12日、発表されました。一般会計の総額は1兆2635億円です。長引く物価高への支援のほか、6つの重要課題が掲げられ、花角知事は「バランスよく作られた予算」としています。

2025年度の一般会計の当初予算案は総額1兆2635億円で2024年度より237億円の減少です。新型コロナ関連の予算が年々減少傾向で、平常のベースに戻りつつあるということです。

【花角知事】
「新潟が魅力ある場所として選ばれていかなければならないそのためにどんな環境をつくっていったらいいのかということを意識してつくった予算」

花角知事は「子育てに優しい社会の実現」など6つの重要課題を掲げ、積極的に取り組む考えです。目指してきた「住んでよし、訪れてよしの新潟県」を実現するための新たな1歩を踏み出す予算だといいます。

例えば放課後児童クラブなどへの支援交付金として2億5000万円を計上。サービスを向上させ、「小1の壁」に直面する共働き家庭を支える狙いです。

また、経営難に陥っているJA新潟厚生連など医療機関への経営支援として2月補正予算の27億8700万円を充てています。

【花角知事】
「一番の狙いは子育てに優しい社会を作っていくこと結婚支援も含んでいますが結婚や出産を支援する。女性にも選ばれる女性も活躍できる環境づくりが重要」

そのほか、長引く物価高対策として、2月補正予算が充てられています。家庭向けにはエネルギー価格の高騰を対策する支援事業に7億2900万円、事業者向けには原油・原材料の価格高騰への緊急支援として28億7700万円計上されています。

【花角知事】
「人口の減少、少子化対応などにも力を入れてバランスよく作られた予算」

新年度予算案は2月17日に開会する2月県議会で審議されます。

最終更新日:2025年2月12日 19:51