新潟市はことし１月に発生した能登半島地震で被害を受けた住民の生活再建をサポートするため相談支援などを行う「新潟市ささえあいセンター」を設置すると発表しました。

センターは旧老人デイサービスセンター黒埼荘内（新潟市西区緒立流通２－４－１）に９月１０日に設置され、個別訪問相談は同月中旬から開始します。

市内では地震の揺れのほか、液状化による地盤の傾きなどで被害が広範囲に及びました。
設置されるセンターでは個別訪問して困りごとの相談に乗ったり、生活再建のための情報提供、相談内容に応じた専門支援機関への案内などが行われる予定です。

住宅が半壊以上の被害となった世帯を対象に市が行った意向調査で、個別相談を希望した約５００世帯が対象となるほか、半壊以下で意向調査の対象とならなかった世帯でも困りごとがあれば相談に応じるということです。

新潟市の中原市長は「ささえあいセンターの活動を通しで被災者が一日でも早く日常を取り戻せるよう取り組みを進めていきたい」としています。