昭和の大横綱引退から80年　企画展「双葉山と戦争の時代」軍服姿の写真など貴重な品が並ぶ　大分県宇佐市

戦後80年の2025年は大分県宇佐市出身で昭和の大横綱双葉山が引退してから80年となる節目の年でもあります。

これにあわせていま宇佐市で企画展が開かれています。

双葉山の名前が記された日の丸です。当時、宇佐海軍航空隊に入隊する兵士のために、双葉山など力士たちが寄せ書きした貴重なものです。

宇佐市で開催されている企画展「双葉山と戦争の時代」には、軍服姿で軍事訓練に参加する双葉山の写真や戦地に兵士として召集されたことを意味する「応召」の言葉が記された当時の番付など、貴重な特別展示品およそ10点が並んでいます。

◆宇佐市観光・ブランド課　弘中正芳さん
「双葉山は郷土の偉人でスーパースターでもあったが、活躍した時代の背後には戦争という厳しい時代があったことを知ってほしい」

企画展は宇佐市の双葉の里で8月31日まで開かれています。