「緩やかに回復している」 景気動向 5か月連続で判断据え置き 日銀大分支店
日本銀行大分支店は県内の直近の景気動向について「緩やかに回復している」として5か月連続で判断を据え置きました。
日銀大分支店によりますと、直近1か月の県内の景気動向について全体の判断を5か月連続で「緩やかに回復している」としました。
中でも「観光」については国内外の客ともに好調に推移していることを受け、「緩やかに増加している」とし去年9月以来5か月ぶりに判断を引き上げました。
一方、「乗用車新車販売」は「弱めの動きとなっている」と1年11か月ぶりに判断を引き下げています。
新車の販売台数が減っていて、ダイハツ工業の不正問題の影響もあるとみられます。
今後について日銀大分支店は「海外経済やエネルギー・原材料価格の動向などが家計の消費などに与える影響を引き続き注視する必要がある」としています。