ダイハツ九州 生産再開を前に出荷作業の一部を再開 市民からも安堵の声 大分
不正問題を受けて生産が止まっている大分県中津市のダイハツ九州が19日、出荷作業の一部を再開しました。
ダイハツ工業の不正問題を巡って、国は去年12月、全車種の出荷停止を指示し、子会社であるダイハツ九州の生産も止まっていました。
ダイハツ九州では2月26日に生産を再開する予定ですが、19日からひと足早く10車種の出荷作業を一部再開しました。
工場では19日朝、従業員が出勤する姿がみられ市民からは安堵の声も聞かれました。
◆市民
「知り合いや家族にダイハツで勤めている人がいて、働けるというので安心」
「ダイハツが動けば中津港も活発になるし、いい作用になるのではないか」
ダイハツ九州によりますと、大分工場では約4000人が勤務しています。
生産停止を受けて従業員は現在、昼勤務のみとなっていますが、2月26日からは夜勤務も再開し通常通りの体制に戻るということです。