「凶器に乗っている覚悟を持って」交通事故で息子を亡くした母 安全運転の大切さを講演 大分
交通事故で小学生の息子を亡くした母親が遺族の悲しみや安全運転の大切さを語る講演会が27日大分県大分市で開かれました。
県警では犯罪被害者支援の重要性について理解を深めてもらうことを目的とした講演会を毎年開催しています。
27日は2016年に交通事故で小学1年生の長男を亡くした東京都の高田香さんが講演を行いました。
高田さんは事故現場の写真などを交えながら遺族の悲しみを語ったほか、交通安全の大切さについて出席者に呼び掛けていました。
◆交通事故で長男を亡くした高田香さん
「ハンドルを握ることは命を握ること。凶器に乗っているという覚悟を持って運転してもらいたい」
県警は「犯罪被害者の立場を理解し、支え合える社会を作っていきたい」と話しています。