中学生をはねたとしてひき逃げの罪に問われた男に懲役1年を求刑 起訴内容認める 大分
去年10月大分県大分市で自転車に乗っていた中学生を車ではねてけがをさせた上、現場から立ち去った罪に問われている男に対し、検察は13日、懲役1年を求刑しました。
過失運転致傷と道交法違反ひき逃げの罪に問われているのは、日出町の建設作業員 帯刀誠二被告33歳です。
起訴状などによりますと、帯刀被告は去年10月大分市下戸次の県道で自転車に乗った男子中学生を車ではね全治2週間のけがをさせたにも関わらず、そのまま現場から立ち去ったとされています。
13日の初公判で、帯刀被告は起訴内容を認めました。
検察側は「被告は、男子中学生をはねて死亡させてしまったかもしれないという恐怖心から現場を立ち去っていて身勝手で無責任」などと指摘し、懲役1年を求刑しました。
弁護側は執行猶予付きの判決を求めています。
判決は3月21日に言い渡されます。