豊後高田市消防本部 整備費約2億円を未払い 10月から運用スタート「おおいた消防指令センター」巡り
大分県内の119番通報を一括で受ける「おおいた消防指令センター」の運用にあたり、豊後高田市消防本部がシステムなどの整備費用およそ2億円を期限を過ぎても業者に支払っていないことがわかりました。
「おおいた消防指令センター」は2024年10月から本格運用が始まりました。
県内14の消防本部はそれぞれ、センターとの情報のやり取りで必要となるシステムや機器をNECと個別に契約して、その整備費用を支払うことになっています。
しかし、豊後高田市消防本部は期限の10月末を過ぎても支払っていないということです。金額はおよそ2億円で消防本部は「妥当性を精査している」と話していますが、システムや機器はすでに納品され、使用しているということです。NECは契約内容は消防本部も同意していたとし、早期の支払いを求めていくということです。