スマホで盗撮、生徒にみだらな行為、酒気帯び運転…3人が免職 停職減給も 教師の不祥事相次ぐ 大分
相次ぐ教師の不祥事が明らかになりました。
生徒へのみだらな行為や盗撮などをしたとして、教頭や教師あわせて3人が懲戒免職処分に。
また、酒気帯び運転や生徒とSNSで不適切なやりとりをした教師あわせて2人も停職や減給となっています。
◆大分県教育委員会 大和孝司 教育次長
「県民の皆様に深くお詫び申し上げます」
大分県教育委員会は20日午後4時から会見を開き、教職員に行った懲戒処分を公表しました。
20日付で3人が懲戒免職となっています。
このうち、公立中学校の50代の男性教頭は2023年9月、勤務先で女子生徒のスカートの中をスマートフォンで盗撮したほか、2024年7月にも大分市の大型商業施設の店舗内で女性3人のスカートの中を盗撮したということです。
また、県立高校の20代の男性教師は2024年10月と11月、県内の公立学校の女子生徒に対し、自身の自宅でみだらな行為を行ったということです。
そして、臼杵市の公立小学校に所属し、県教職員組合に専従するため休職していた38歳の男性教師は2023年10月、SNSで知りあった16歳未満の女性に対して、わいせつな動画をスマートフォンで撮影させ送信させたということです。なお、この教師は警察に逮捕され、その後、不起訴処分となっています。
◆大分県教育委員会 大和孝司 教育次長
「このようなわいせつ事案がなくならないことは非常に重く受け止めている」
このほか、酒気帯び運転で検挙され、罰金30万円の略式命令を受けた中津市の公立中学校の58歳の男性教師が停職6か月、女子生徒2人とSNSで不適切な内容などのやり取りを複数回を行った公立中学校の20代の男性教師が減給10分の1(6か月)となっています。
県教委は研修を行うなどして綱紀粛正や服務規律の徹底を図るとしています。