19日から政府の補助金引き下げ 「ガソリン価格」値上げへ 大分
19日から政府の補助金が引き下げられ、ガソリンの価格が一気に上がりそうです。
石油情報センターによりますと、大分県内の16日時点のレギュラーガソリンの平均販売価格は1リットルあたり180.6円で、前の週より0.4円高くなりました。
しかし、17日以降はさらに値上げが進みそうです。
理由は「補助金の引き下げ」。これまで政府は石油元売り会社に補助金を出して、全国平均で1リットルあたり175円ほどに価格を抑えてきましたが、あすからその補助金を段階的に減額します。
そのため、1リットルあたり5円ほど値上がりする見込みだということです。
専門家は、ガソリン価格の高騰による消費の冷え込みを懸念しています。
◆大銀経済経営研究所渡辺剛之社長
「大分県はご存知の通り車社会なので、その移動コストが上昇してくると、(中抜き)買い控えなどそういった消費の冷え込みが少し懸念されるかなと」
また、こんな影響も。
◆大銀経済経営研究所渡辺剛之社長
「レジャーや観光などを控えるという動きがもし出てくるとすると、観光業の方にもすぐにではないかもしれないが影響が出てくるかもしれないなと」
また、2025年1月16日からは、さらに補助金が引き下げられる予定です。