消防士が戒告処分 勤務中に自身が監督務める小学生野球チームの試合観戦 大分
杵築速見消防組合の消防士が、勤務中に自分が監督していた小学生野球チームの試合を見ていたとして、戒告の懲戒処分を受けました。
17日付けで戒告の懲戒処分を受けたのは、杵築速見消防組合の山香出張所に勤める38歳の男性消防士長です。
杵築速見消防組合によりますと、消防士長は杵築消防署に勤務していた2024年5月、消火栓などの点検作業中、監督をしていた小学生野球チームの練習試合を杵築市内の小学校で観戦。
この際に消防士長は、部下2人を帯同させ、午前と午後の2回にわたって消防車を校庭に横付けした状態で、あわせて3時間滞在していたということです。
匿名の投書が消防組合などにあり、発覚しました。
消防組合は、同乗した部下2人と上司3人を文書訓告としています。
消防士長は「当日休みを取りたかったが、勤務の関係で取れなかった」などと話しているということです。