伊方原発3号機運転差し止め集団訴訟 訴えを棄却された住民側が即日控訴 大分
大分県内の住民が愛媛県にある伊方原発3号機の運転差し止めを求めた集団訴訟について、7日の判決で訴えを棄却された住民側が福岡高裁に即日控訴しました。
この裁判は愛媛県にある伊方原発3号機の運転差し止めを求めて、2016年に大分県内に住む人たちが起こしたものです。
同様の集団訴訟は大分を含め全国4つの地裁で行われています。
7日、大分地裁で初めて判決が言い渡され、武智舞子裁判長は「原発に具体的な危険があるとは認められない」などとして住民側の訴えを棄却しました。
この判決ついて、住民側は「想定した中でも最低な判決」などと批判。
不服として、7日、福岡高裁に即日控訴したということです。
これに対して、四国電力は「十分に安全性を確保していることをこれまで同様、丁寧に主張立証していきたい」とコメントしています。