11月26日は「ビン牛乳の日」 三重県の老舗乳製品メーカーが制定 ビン牛乳の生産量減少で2027年には消滅の危機 文化的価値を次世代へ
画像提供:山村乳業
三重県伊勢市の乳製品メーカー「山村乳業」が、ビン牛乳の文化的価値を次世代へ継承していくことを目指し、11月26日を「ビン牛乳の日」として制定しました。2024年9月には、一般社団法人日本記念日協会の認定も受けたということです。
ビン牛乳の生産量は年々減少していて、農林水産省のデータによると、500ml未満のビン入り牛乳の生産量は、2013年から2023年までの10年間で3分の1に。このペースで減少を続けると、2027年にはゼロになる可能性もあります。
生産量減少の理由について「供給コストの増大により、給食や宅配など日常使いだったビン牛乳が紙パックに置き換わっているため」と話すのは、同社の山村さん。製造工場数も減少の一途をたどり、置き換わりは最終局面に来ているといいます。乳製品の大手メーカー「森永乳業」もビン入り飲料の販売を2024年3月末で終了しました。
市場が縮小していくなか、ビン容器にこだわり、現在もビン入りの乳製品を14品目47種類製造している山村乳業は、1919年創業の老舗乳製品メーカー。ビン牛乳の魅力を伝え、業界に新しい風を吹き込みたいと、2本のビン牛乳(11)が風呂(26)に寄り添うように並んで見える11月26日を「ビン牛乳の日」に制定したということです。
記念日当日には、伊勢市内にある同社の直営店「山村みるくがっこう」で、ビン入り乳製品を通常の半額ほどで販売するキャンペーンや、1933年創業の東京都杉並区にある銭湯「小杉湯」とのコラボイベントを実施。山村さんは「ぜひ腰に手を当てて最高の一杯をお飲みください」とビン牛乳をPRしています。
ビン牛乳の生産量は年々減少していて、農林水産省のデータによると、500ml未満のビン入り牛乳の生産量は、2013年から2023年までの10年間で3分の1に。このペースで減少を続けると、2027年にはゼロになる可能性もあります。
生産量減少の理由について「供給コストの増大により、給食や宅配など日常使いだったビン牛乳が紙パックに置き換わっているため」と話すのは、同社の山村さん。製造工場数も減少の一途をたどり、置き換わりは最終局面に来ているといいます。乳製品の大手メーカー「森永乳業」もビン入り飲料の販売を2024年3月末で終了しました。
市場が縮小していくなか、ビン容器にこだわり、現在もビン入りの乳製品を14品目47種類製造している山村乳業は、1919年創業の老舗乳製品メーカー。ビン牛乳の魅力を伝え、業界に新しい風を吹き込みたいと、2本のビン牛乳(11)が風呂(26)に寄り添うように並んで見える11月26日を「ビン牛乳の日」に制定したということです。
記念日当日には、伊勢市内にある同社の直営店「山村みるくがっこう」で、ビン入り乳製品を通常の半額ほどで販売するキャンペーンや、1933年創業の東京都杉並区にある銭湯「小杉湯」とのコラボイベントを実施。山村さんは「ぜひ腰に手を当てて最高の一杯をお飲みください」とビン牛乳をPRしています。
最終更新日:2024年11月26日 21:42