大正時代に皇族が植えられた「松」伐採へ マツクイムシによる枯死と診断 大分
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日本赤十字社大分県支部提供
大正時代に大分県大分市に皇族が植えられた松がマツクイムシによる被害を受け枯れたとして、3月に伐採されることになりました。
この松は、大分市高砂町の国道197号沿いに植えられたものです。
日本赤十字社大分県支部によりますと、以前こちらには県支部の庁舎がありました。
1922年に日本赤十字社の総裁だった閑院宮載仁さまが訪ねた際に、松を植えられたと伝えられているそうです。
2023年11月に葉の一部が変色しているのが確認され、樹木医がマツ材線虫病(俗称マツクイムシ)罹病による枯死と診断したということです。
治療法はなく、管理する大分土木事務所や専門家と協議した結果、歩行者や車への倒木やほかの木への被害拡大を防ぐため、3月に伐採することを決めたということです。
松は高さ約8メートル、幹回りは約2.1メートルあるということです。