通学路の合同点検始まる 日田で女子児童がけがする事故を受けて 標識やカーブミラーなども重点的に 大分
児童や生徒の登下校中の安全を守ろうと、23日から大分県大分市で、市や警察などによる通学路の点検が始まりました。
この合同点検は子供たちの登下校中の安全確保のため、大分市が毎年この時期に警察などとともに行っています。
◆TOS児玉直輝記者
「南大分中学校の校区内にあるこちらの場所では周辺に横断歩道がないため新たに設置を求める声が上がっている」
23日は南大分中学校の周辺で保護者や地域の人から要望があった場所で点検が行われました。
また、15日に日田市で道路標識が倒れて下校中の女子児童がけがをした事故を受けて、2024年は標識やカーブミラーなども重点的に確認していくということです。
◆大分市教委 学校教育課伊藤寛さん
「(標識は)また丈夫なものもあれば老朽化が進んでいるものもあるだろうという話を聞いた。子どもたちが安心安全に学校に登校・下校できるようにしたい」
通学路の合同点検は23日から7月下旬にかけて、市内41か所で行われます。