大人になったら長崎くんち出演?「桜っ子くんち」開催!本家も認める演し物を児童が披露《長崎》
子どもたちが元気いっぱいに演し物に挑戦です。
長崎市の桜町小学校で2学期の一大イベント「桜っ子くんち」が行われました。
“年番町”を務める4年生のお神輿で開幕です。
24日に長崎市の桜町小学校で開かれた「桜っ子くんち」。
約460人の子どもたちが学年ごとに分かれて演し物を披露しました。
3年生は、魚の町から指導を受けた川船を披露。
網打ちや豪快な船廻しで、1か月あまりの稽古の成果を見せました。
(3年生)
「回すところを頑張った。手とか疲れて痛かったけど楽しかった」
根曳衆のひとり、3年生の久保さんは、この桜っ子くんちを最後に東京へ転校することが決まっているそうです。
最初で最後の根曳を、力いっぱいに演じ切りました。
(久保さん)
「なるべく口が開くように、大きな声を出して頑張った。満点」
修復を終えたばかりの『龍』を担ぐのは5年生です。
今年の長崎くんちで龍踊を披露した “五嶋町” から指導を受け、躍動感ある龍の舞を見せました。
(観客)
「モッテコーイ」
(五嶋町 龍衆 南部 光伸さん)
「今年は五嶋町も踊町だったが、それを思い出させるような演技で感動した。120点。本当に上手だった」
(5年生)
「最初は緊張したけど、みんなで全力を出し切ったので良かった」
(5年生)
「(四番衆は) 頭が振る前に振ったらだめなので、そこを一番意識してうねりを激しくした。120%を達成できて良かった」
稽古と本番を乗り越え、またひとつ成長した子どもたち。
(五嶋町 馬場 祐輔 龍監督)
「本当すごかった。ありがとうございました。5年生、ヨイヤー!」
(5年生児童)
「ヨイヤー!」
保護者や先生、観客から惜しみない拍手が送られました。