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【22日の御嶽山】火山性地震はやや多い状態 山麓から行った現地調査では特段の変化なし 噴火警戒レベルは「2」継続

2025年1月22日 18:01
【22日の御嶽山】火山性地震はやや多い状態 山麓から行った現地調査では特段の変化なし 噴火警戒レベルは「2」継続

噴火警戒レベルが「2」に引き上げられている長野と岐阜の県境にある「御嶽山」できのう午後、火山性微動と地殻変動があり、きのうは1日だけで「火山性地震」が「296回」観測されました。

気象庁が22日、山麓から行った現地調査では特段の変化はないということです。

気象庁によりますと、御嶽山では21日午後4時6分にマグマや火山ガスの移動などが原因と考えられる「火山性微動」が起き、山頂方向が隆起する地殻変動が発生しました。

火山性微動に伴い、山頂付近を震源とする火山性地震も増えています。

21日は、午後4時までの火山性地震が「4回」でしたが、午後4時以降、急激に増え、21日1日で「296回」に達しました。

22日は、午後3時までに「25回」とやや多い状態が続いていますが、気象庁がきょう山麓から行った現地調査では、特段の変化は認められなかったということです。

御嶽山は先週16日に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられ、気象庁は火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

最終更新日:2025年1月22日 20:21