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長野市役所に多言語の翻訳サービス 瞬時に134の言語を翻訳 実証実験  

2024年10月4日 18:12
長野市役所に多言語の翻訳サービス 瞬時に134の言語を翻訳 実証実験  

最先端の技術を体感してもらい、地域課題の解決や業務の効率化を図る狙いです。長野市役所で4日、多言語の翻訳サービスの実証実験が行われました。

木下歌織キャスター
「長野市役所の受付に設置されたのが、リアルタイムで表示される多言語翻訳サービスです。透明のパネルに表示されるということで私もやってみます」

フランス語「Je veux aller dans un cafe」

フランス語を日本語に翻訳。これはデジタル化を推進しながら、地域課題の解決や業務の効率化を図る、スマートシティトライアルの一環として検証導入されたものです。

英語はもちろん、ロシア語、ペルシャ語など翻訳は134の言語に対応します。

木下歌織キャスター
「また耳が聞こえづらい方はタブレットのキーボードを入力して文字を表示することもできます」

これらの翻訳サービスは、新型コロナによりアクリルパネルの設置やマスクの着用で聴覚障害者や外国人とのコミュニケーションが取りづらくなったことなどを背景に開発されました。

受付
「(外国人の対応は)ボディランゲージで今まで乗り切ってきたような感じはします。英語を翻訳機能があって瞬時に反映されますからきとんとお客さまのニーズを把握してご案内できるかなと感じています」

中村さん
「(現在)職員各自のスマートフォンなどを使って変換アプリを使って対応しているけど、なかなかうまくいかない場合がありまして困っている問題があります。こういうソリューションを使うことにより市民の皆さん暮らしなどが便利になっていけばいいなと思います」

長野市では来週11日まで試験的に市役所の受付などに設置します。今後は長野市観光情報センターの窓口にも試験的に設け、導入するかどうか検討していくということです。