小諸市動物園に2頭のポニーがやって来た! 老舗温泉旅館育ちの「モカ」と「ポン太」 歩いて動物園までお引越し お披露目は4月~
来年の開園100周年に向け現在リニューアル工事が進められる小諸市動物園に13日、2頭のポニーがやって来ました。
ポニーを動物園に贈ったのは…。
小諸市動物園にやってきた2頭のポニー。雌のモカ8歳と雄のポン太7歳です。
動物園関係者
「お願いしまーす。大事に育てます」
2頭が飼われていたのは…。明治創業の老舗温泉旅館です。旅館では8年前にモカを飼い始め、その後ポン太を迎えました。
常盤館 花岡隆会長
「お客さんと触れ合ったりできればと思って」
モカは食いしん坊で人懐っこい性格。一方、ポン太は少しだけ臆病な性格なんだそう。来年のリニューアルに向けて動物との触れ合いに力を入れる小諸市動物園。現在飼育される馬は1頭ということもあり、旅館がポニーを贈ることを決めました。
旅館から動物園まではおよそ5キロ。「引き馬」で」向かいます。
最初は興奮した様子の2頭。次第に落ち着きを取り戻し、のどかな風景をゆっくりと歩きます。1時間ほど歩くと街中に…。通る車を横目に珍道中は続きます。
会長「信号だって初めて。交通ルール知らないもん」
初めての横断歩道も渡り切り…。一行はおよそ5キロの道のりを1時間半かけて到着しました。
動物園のスタッフ
「これから動物園の一員としてぜひ人気ものになってもらえれば」
13日から動物園で暮らすモカとポン太。動物園は現在、休園していますがプレオープンされる4月から5月のあいだお披露目される予定です。