2日連続熱中症警戒アラート 南信濃で38度、上田で37.7度 11地点で35度以上の猛暑日 熱中症の疑い男女22人が病院搬送
23日、午後4時すぎの長野市。雨粒が激しく道路をたたきつけていました。天気が急変し、突如降り始めた雨に傘をささずに走る人も。県内は北部を中心に23日午後から大気の状態が不安定となり夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
■上田市
日中、強い日差しが照り付けたのは最高気温が37.7度と今年一番の暑さとなった上田市。
県内には23日、2日連続となる「熱中症警戒アラート」が発表されました。
街の人は
「日焼け止めと水分補給はいつも以上に気を付けています。かき氷とかアイスとか(食べたい)」
日傘や扇子などでそれぞれ暑さ対策を行っていますが…。
街の人は
「とても暑くて耐えられないです」
「痛いです。暑すぎて肌が」
あまりの暑さに高校生もばて気味に…。
■ 須坂市
ぐったりしているのは動物たちも一緒です。暑さに強い「フンボルトペンギン」たちも、プールの温度が高くなるせいか、日中はほとんど泳がず…。ミストや日陰の下で動きません。
一方で
木下キャスター
「あちらのアライグマ。樽の中で氷を転がしながら遊んでいます」
おやつにもらったのは、凍らせたリンゴやバナナなど。水の中に入って頂きます。
駒村紅杏 飼育員
「さすがに35度を超えると暑いので、自分たちで涼しい場所を探して日陰でのんびり寝てたりしています。私たちもスポーツドリンクをたくさん飲んで熱中症ならないように気を付けています」
動物たちも熱中症対策をしながら過ごしています。
23日の県内は晴れて気温が上がり南信濃で38度、上田で37.7度、佐久で観測史上最高の37.5度など県内11地点で35度以上の猛暑日となりました。
県内の消防によりますと午後4時半現在10代から90代の男女22人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。
24日の県内も高気圧に覆われますが湿った空気の影響でところによって雨や雷雨となる見込みです。