魚料理残さず食べて!小学校で「さかな」の特別授業 漁業生産者が大事に育てたブリが信州へ 栄養や流通学ぶ
魚の栄養や流通について楽しく学んでもらうために。佐久市の小学校で8日、特別授業が行われました。
生産者と販売担当者
「一生懸命育てたブリなのでおいしく食べてください」
8日、大分県の漁業生産者などとオンラインでつないで授業を行ったのは、佐久市東小学校の6年生21人です。
この授業は、長野市の「マルイチ産商」が普段給食などで食べている魚がどうやって育ち運ばれてくるのかを知ることで、食の大切さを学んでもらおうと全国で行っているものです。
児童たちは大分県のブランド魚「かぼすブリ」の養殖場を見て、生産者に苦労や楽しみなどを聞きました。
養殖ブリの生産者
「サイズを定期的に測っているが、大きくなっているときは良かったなって」
児童は
「自分が知らないことを知れたから勉強になった。」
「育ててくれている人のことを思って食べたいです」
最近は子どもの魚離れが進んでいるということで、佐久市の給食担当者は、この授業を通して魚料理を残さず食べてほしいと話していました。