【長野駅前3人殺傷事件】逃げた男に似た人物 「数十分前から現場付近をうろつく」 鈴木県警本部長が献花 市内の小学校「早く捕まって」保護者の付き添い登校続く
22日夜、JR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った連続殺傷事件で、逃げた男と特徴が似た人物が事件発生の数十分前から現場付近をうろついていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
こちらは22日午後7時48分ごろのJR長野駅前の映像。頭の部分が白い人物がうろつく姿が映っていました。
この事件は22日午後8時ごろ、JR長野駅善光寺口で男女3人が男に刃物で刺され、長野市丹波島の会社員、丸山浩由さん・49歳が死亡。ほかの男女2人が重軽傷を負いました。
逃げた男は20代から40代、身長165センチから175センチぐらいで頭には白い布のようなものを巻いていました。
捜査関係者によりますと、男と特徴が似た人物が事件発生の数十分前から現場付近をうろつく姿が確認されています。
24日午前10時半すぎ、JR長野駅前では、県警の鈴木達也本部長などが献花台に花を手向け、犠牲者を悼みました。
また事件現場の当時の状況について説明を受けていました。
■市内の小学校
一方、周辺の小学校では、24日も警戒が続いています。
警察官「おはようございます」
校門には警察官。
そして、いつもの集団登校に、保護者が付き添う対応がとられていました。
保護者は
「今までに何もなく子どもたちだけで通っていたのがすごい当たり前だったけど、良かったというか、当たり前じゃないんだなと感じました」
保護者は
「これで週末に犯人が逮捕されなければ、また来週からの対応が長引けば長引くほど難しくなってくると思うので、早く捕まってくれればいいなと思っています。」
長野市教育委員会によりますと、23日は市内の小中学生のうちの1割以上にあたるおよそ2800人が登校を控えました。市教委は登校を控えても欠席扱いにしないとしています。