カーリング日本選手権の男子決勝が9日に神奈川・横浜市で行われ、ＳＣ軽井沢クラブ（軽井沢町）はロコ・ソラーレ（北海道）と対戦しました。

先に流れをつかんだのはロコ・ソラーレでした。第2エンド、ラストショットで前田拓海選手が絶妙なコントロールをみせ2点を奪うと第4エンドにも2点をあげ4-2とします。

一方のＳＣ軽井沢クラブは2点ビハインドで迎えた第7エンド、栁澤李空選手がラストショットで相手のナンバーワンをはじき、この試合初めての複数ポイントを奪い5-5とします。その後、第8エンドではラストショットで相手ストーンを2つはじき出すダブルテイクアウトが決まり、両チーム無得点としました。

そして第9エンドでSC軽井沢クラブがこの試合初めてリードを奪うと第10エンド、最後はメジャー計測での判定となりましたが、わずかにSC軽井沢クラブのストーンがハウスの中心に近く7‐5で勝利。SC軽井沢クラブは2年ぶりに日本一となり、選手たちは叫びながら涙を流して喜びました。

9月に行われるミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦に進出し、去年の日本選手権で優勝したコンサドーレと戦います。