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岩手は立憲2議席・自民1議席 参院補選は立憲の元職が返り咲き

2024年10月28日 16:29
岩手は立憲2議席・自民1議席 参院補選は立憲の元職が返り咲き

 衆議院選挙と参議院岩手選挙区補欠選挙の投開票が27日行われ、衆議院選挙は立憲民主党が2つの議席、自民党が1つの議席を獲得しました。参議院補欠選挙は立憲民主党の木戸口英司さんが返り咲きを果たしました。

 衆議員選挙の開票結果です。岩手1区は立憲民主党の階猛さんが9万4409票を獲得し、7回連続の当選を果たしました。全国的には自公政権が過半数を割り込み、野党が躍進しましたが、新聞で情勢を確認する階さんはどこか険しい表情です。

階猛さん
「(衆議院議席過半数の)233までたどり着くのは結構大変です。なので、ここから色々知恵を絞り汗をかくということで可能性は十分あると思っていますので…一番難しいところまで来ていますけども、なんとかそれを目指してやっていきたいなと思います。(岩手で)深刻化している働き手不足の問題などを中心に国としてできることはなんでもやるという立場で(政治に)臨んでいきたいと思います」

 岩手2区は、自民党の鈴木俊一さんが11回目の当選を果たしましたが、今回の選挙で自民党の国会議員は、岩手では鈴木さんただ一人になりました。当選のバラに手を添える表情も石破総理とともに固いまま…。

 岩手3区では、立憲民主党の小沢一郎さんが、自民党の藤原崇さんに3万票あまりの差をつけて、前回の雪辱を果たしました。小沢さん本人は留守でしたが、陣営は喜びに沸いていました。

 そして、参議院岩手選挙区の補欠選挙は立憲民主党の木戸口英司さんが前回の参院選から2年あまりで返り咲きを果たしました。

木戸口英司さん
「朝まで熟睡できましたね。またきょうも充実して…また何か選車に乗って走っても いいぐらいな感じですけども。岩手の政治を立て直していくこと信頼の政治をしっかり打ち立てていくことにしっかり取り組んでいく」

 投票率は、衆議院選挙が前回を4.83ポイント下回る55.55パーセント、参院補選が前回を0.16ポイント上回る55.54パーセントでした。

 なお、県選挙管理委員会は大槌町と軽米町分の一部の候補者の得票総数について入力を誤ったとして28日、訂正を発表しました。

最終更新日:2024年10月28日 18:29