【盛岡市中央卸売市場で「初市式」 市場に活気】岩手
盛岡市中央卸売市場で、5日朝、ことし最初の競りが行われ、場内は活気に包まれました。
初市式には関係者およそ120人が参加し、手締めで商売繁盛を願いました。
この後、青果部門では、野菜や果物を載せた縁起物の「宝船」が競りにかけられ、最も高いものは1隻9万円のご祝儀相場で取引されました。
花次青果 千葉優一果実部長
「農産物に関しては悪天候が続いて、「かなり出来の悪い」「”物”もない」「 値段も高い」という年だったので、 ことしもそういうことがあるかもしれないが、頑張ってみんなで乗り切って良い年にしたい」
盛岡市中央卸売市場では、去年は猛暑や台風などの影響で、取扱量がおととしの9割ほどにとどまりました。野菜や果物は来月くらいまでは高値の状態が続きそうだということですが、市場関係者は安定供給へ決意を新たにしていました。
最終更新日:2025年1月5日 17:41