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【つなぎ温泉】「ホテル大観」運営会社が破産申請 負債総額約12億9000万円 コロナ禍で資金繰り悪化【ホテル営業は継続】 岩手

2024年8月30日 18:52
【つなぎ温泉】「ホテル大観」運営会社が破産申請 負債総額約12億9000万円 コロナ禍で資金繰り悪化【ホテル営業は継続】 岩手

 岩手・盛岡の奥座敷「つなぎ温泉」でホテルを運営する「株式会社・大観」が30日、破産の申請を行いました。コロナ禍による資金繰りの悪化のためとみられますが、ホテルの営業は今後も継続します。

 東京地方裁判所に破産手続き開始の申立てを行ったのは、盛岡市繋の「株式会社・大観」です。

 弁護士によりますと、コロナ禍で売り上げが減少して1億円を超える赤字が3年連続で続き、資金繰りが悪化したということで、負債総額はおよそ12億9000万円です。
 「株式会社・大観」が運営する「ホテル大観」は、つなぎ温泉を代表する宿泊施設の一つですが、今後もホテルの営業を継続し、10月下旬をめどにスポンサーに事業を承継する予定だということです。

 会社は「お客様にご心配をおかけしますが、今まで通りのご愛顧をお願いします」とコメントしています。