×

「日高火防祭」に向けて笛の吹き初め 雅な音色が広がる 岩手・奥州

2025年2月19日 0:00
「日高火防祭」に向けて笛の吹き初め 雅な音色が広がる 岩手・奥州

岩手県奥州市水沢の日高神社では19日、毎年4月に行われる「日高火防祭」に向けて、笛の吹き初めが行われました。

始めに、関係者およそ30人が境内にある笛の碑の前で神事を行い、祭りの成功を祈りました。続いて社殿に移り、笛をお神酒で清めたあと、笛師たちが「日高囃子」のひとつ「トットコメェ」を奉納しました。

江戸で起きた度重なる大火災を機に始まったとされる「日高火防祭」。雅な音色とはやし屋台が、まちを華やかに彩ります。

日高囃子笛の会 千田大輔 会長
「私自身も幼いころからこのお囃子を聞くと心が躍る。(笛の吹き初めは)日高火防祭がスタートを切ったという気持ちになる瞬間」

ことしの「日高火防祭」は4月26日に行われることになっていて、祭りの呼び物はやし屋台は7町組が運行する予定です。

最終更新日:2025年2月19日 18:29