「人工衛星を使って短歌を詠みました」 宇宙をテーマにしたプロジェクト「UP花巻」 高校生のアイデアを実現 岩手
岩手県立花巻北高校の生徒が参加している、宇宙をテーマにしたプロジェクトのひとつ、「宇宙短歌」の発表会が、20日に開かれました。
これは宇宙をテーマに花巻を盛り上げようと、市内外の民間企業によるプロジェクト「UP花巻」の一環として行われました。このうち花巻北高校の生徒たちが考えた企画は、去年12月、宇宙空間へ放出された超小型の人工衛星「YODAKA」へ、「夜空」をテーマに国の内外から募った上の句を試験電波で送り、短歌をつくろうというもの。
「YODAKA」は、この上の句と生徒たちがつくった下の句を無作為に組み合わせて、307首の短歌を完成させ、この日はプロの歌人や生徒たちが選んだ作品11首が発表されました。
UP花巻賞を受賞した短歌:「夜空見て星に願いをしないとね地球を超えたフレンドシップ」
ミッションチームリーダー 駿河奏太さん(2年)
「大成功ですね!ほんとうに!(ミッションを通して得た)ひとつひとつの成果をこれからみんなの心に刻み、成長していけたらと思う」
「UP花巻」は今後も、宇宙と花巻をテーマにした企画を検討することにしています。