イモを海水で洗って食べる「文化ザル」 串間市・幸島でニホンザル観察会
テレビ宮崎
3連休最終日の4日、宮崎県串間市の幸島で野生のニホンザルの観察会が開かれ、親子連れなどが幸島のサルを間近に見て、その生態を学びました。
野生のニホンザルの生息地として国の天然記念物に指定されている串間市幸島。
この観察会は、ニホンザルの生態を研究している京都大学野生動物研究センター幸島観察所が毎年行っていて、小学生から大人まで20人が参加しました。
幸島に渡った参加者たちは、野生のニホンザルが毛づくろいをする様子や「文化を持つサル」と言われる由来となったイモ洗い行動を観察しました。
数匹のサルがサツマイモを海水で洗ったあとに食べ始めると、ここぞとばかりにカメラに収めていました。
(参加者は)
「イモを洗っているのがすごくおもしろかったです。大学の授業を受けた時に聞いたことを思い出した。本当に洗うんだ。人っぽい!」
参加者にとっては、幸島のサルの生態に触れる貴重な機会となったようです。
最終更新日:2024年11月4日 19:16