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じもとホールディングスが実質的に国の管理下へ 山形市のきらやか銀行などが傘下

2024年5月20日 12:52
じもとホールディングスが実質的に国の管理下へ 山形市のきらやか銀行などが傘下

きらやか銀行と仙台銀行を傘下に持つじもとホールディングスが、実質的に国の管理下に入る見通しとなったことがわかりました。公的資金注入に伴い、国が保有する優先株に議決権が発生するためで、6月下旬にも事実上の国有化状態に置かれることになります。

きらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスによりますと、2023年9月、金融庁から180億円の公的資金の注入を受けたことに伴い、国に対して優先株を発行しました。

通常、優先株は配当を優先的に受け取る代わりに議決権が発生しないものですが、じもとホールディングスは6月下旬に開かれる株主総会で、発行した優先株の配当を見送る方針だということです。6月の株主総会で配当が配られない場合、金融庁が議決権63%を得ることになるため、じもとホールディングスが実質的に国の管理下に置かれる状態になる見通しです。

じもとホールディングスはことし9月に予定していた公的資金返済の延長を要請していて、今後、金融庁が人事選定や資本政策に関与を強める可能性があるとみられています。

じもとホールディングスは「将来的には議決権を戻すために配当を出せるよう、国と協議を進めながらきらやか銀行の黒字化を目指していく」とコメントしています。