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山形県内の有効求人倍率1.3倍 高水準維持も半導体分野で求人数減少 労働局「物価高騰が雇用に与える影響に留意する必要がある」

2024年3月9日 11:57
山形県内の有効求人倍率1.3倍 高水準維持も半導体分野で求人数減少 労働局「物価高騰が雇用に与える影響に留意する必要がある」

山形県内の1月の有効求人倍率は1.3倍と高い水準を維持しているものの前の月より減少しました。半導体を中心とした製造業で求人が減っているということです。

山形労働局によりますと、県内の1月の求人数は2万2700人余りで2か月ぶりに減少しました。減少の要因について労働局は「前の月は好調だった半導体製造の分野で需要の落ち着きに伴い求人数が減った」としています。
一方、求職者数は1万7400人余りで6か月連続で増えています。労働局は「小規模事業所の閉鎖が重なり職を求める人が増えている」と分析しています。
こうした状況により有効求人倍率は1.3倍で前の月を0.05ポイント下回りました。
労働局は「有効求人倍率は全国平均より高く高い水準を維持しているものの、改善の動きが弱まっている。物価高騰が雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。