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山形県議会2月定例会が20日開会 総額およそ6500億円の新年度予算案など審議

2024年2月20日 18:02
山形県議会2月定例会が20日開会 総額およそ6500億円の新年度予算案など審議

山形県議会2月定例会が20日開会し、総額およそ6500億円の新年度予算案などが諮られました。

吉村知事
「このたびの当初予算案は時代の変化や直面する課題に対応しながら、未来を見据え安全安心を土台に県民誰もが個性や能力を発揮でき、将来にわたって地域の活力が持続する県づくりを力強く推進していくため、人に寄り添い未来を見据えた県づくり予算として編成した」

吉村知事は20日開かれた県議会2月本会議で県政運営の方針や新年度予算案の内容などを説明した上で、ことし2月補正予算案などを含む90の議案を提出しました。新年度予算案の総額は過去10年間で過去4番目に多い、6498億3200万円です。
具体的には、外国人材の活用や強化。能登半島地震を受け住宅の安全性向上のための改修の支援。また、育児休業を取得予定の保育士がいる保育所への助成や、県外から移住した子育て世帯への支援金の給付などが盛り込まれています。
県議会2月定例会は3月19日までの29日間開かれます。
一方、本会議に先立ち開かれた議会運営委員会では、21日開幕する国民スポーツ大会について、雪不足が心配される最上町の赤倉温泉スキー場のゲレンデ状況に関する質問が上がりました。これに対し県の担当者は「20日朝確認したところ雨は降ったものの競技に対応できる状況」と応えました。