大関昇進の祝賀会開催 琴ノ若が山形県に凱旋 吉村知事との懇談も 相撲ファンも感激
大相撲・春場所で優勝争いするなど大活躍した琴ノ若の大関昇進を祝う祝賀会が19日、山形県天童市で開かれました。父で尾花沢市出身の佐渡ケ嶽親方とともに来県し、県民から祝福を受けています。
午後5時から始まった祝賀会は、社長が琴ノ若の後援会長を務めるスーパー「おーばん」が天童市のホテルで開催しました。会場には後援会のメンバーや抽選で選ばれた県内各地の相撲ファンが集まり、琴ノ若と佐渡ケ嶽親方らを出迎えました。
「大関おめでとうございます」
祝賀会に先立ち、琴ノ若らは県庁を表敬訪問しました。ロビーでも大勢の職員や相撲ファンが出迎えました。
相撲ファン「びっくりする。すごい大きくてやっぱりかっこいい」
相撲ファン「すごいかわいい感じ。性格もよさそう。実物を見てよかった」
吉村知事と面会し、激励の品として県産米の雪若丸60キロと地鶏20キロが贈られました。
尾花沢市出身・佐渡ケ嶽親方「祖父の琴桜という横綱そこを目指して大関は通過点」
吉村知事「課せられている感じだね。その目標が」
琴ノ若「気にしないようにしている」
琴ノ若は、3月の春場所は琴ノ若のままで挑み、5月の夏場所から横綱に上り詰めた祖父のしこ名「琴桜」を襲名する予定です。
尾花沢市出身・佐渡ケ嶽親方「半世紀ぶりに琴桜という四股名が土俵にかえってくる 」
新大関・琴ノ若「四股名は変わってもやることは一緒。自分は変わらない。ケガしたりしたときたくさんの人に支えてもらって土俵に戻ることができたのでこれからもその気持ちを忘れずに上を目指していくなかで大切な部分と思うのでしっかり胸にしまってやっていきたい」