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山形県知事任期満了まで1年余り 「なんとも言えない」吉村知事出馬の明言避ける 自民党県連は擁立準備

2024年1月31日 17:56
山形県知事任期満了まで1年余り 「なんとも言えない」吉村知事出馬の明言避ける 自民党県連は擁立準備

吉村知事の任期満了まであと1年余りとなっています。次の山形県知事選挙を巡っては吉村知事が明言を避け続ける一方、自民党県連が候補の擁立に向け準備を進めています。

現在4期目の吉村知事の任期は来年の2月13日までとなっています。任期満了まで1年余りとなった31日、定例の記者会見で吉村知事は、この3年間の成果として2021年の農作物への霜被害やおととし8月の豪雨への対応のほか、新型コロナへの対策などを挙げました。

吉村知事「感染拡大防止と地域経済の回復に努めてきた。県民会議などを何回も行いオール山形で取り組んできたからこそ乗り切ることが出来た」

また、残り1年の任期でデジタル化の推進や多様化する価値感を取り入れた県づくりに取り組む姿勢を示しました。
一方で、次の知事選に出馬するかどうかは明言を避けています。

吉村知事「課題山積の状況でありますのでしっかり全力で取り組んでいきたい。その先に5期目がどういう風になるのか。現時点では目の前の課題にしっかり取り組んでいく。『もう1期やってくれ』という声はいろいろなところに行く度にお聞きします。大変ありがたく受け止めて私のエネルギーにさせてもらっている」(出馬に前向き?)「いや、なんとも言えないです」

一方、自民党県連は2013年と2017年の知事選で対立候補を立てられず、3年前の前回は、支援した元県議の大内理加さんが大差で敗れています。また、大内さんは来年の参議院議員選挙への出馬に意欲を見せていて、知事選の候補者選びが急務となっています。

自民党県連遠藤利明会長(具体的な候補者の名前は?)「それはまだ。いろんな人がこれから話になると思うがこれから国会議員や県議会議員のみなさんと話をする。自民党が責任を持つことは当然だが自民党だけがやる選挙では成しえないと思うので広く県民党として活躍できる人に出てもらえればありがたいし人選していきたい」

吉村知事は出馬するのか、また、自民党の候補者擁立はどうなるのか、注目されます。