任期満了に伴う大石田町長選挙が31日告示され、現職と新人の合わせて2人による一騎打ちの選挙戦が確定しました。選挙戦となるのは12年ぶりです。

大石田町長選に立候補したのは、届け出順に新人で醸造会社社長の庄司中さん（45）と現職で再選を目指す村岡藤弥さん（63）の2人です。

庄司中候補「一番しなきゃいけないと思っているのはやはり子育て支援。大石田の歴史や文化を知り郷土愛を深める子どもたちに大石田を愛してもらう誇りに持ってもらうような教育をしていきたい。交流施設も再整備したい既存のスペースを活用して観光に力を入れていきたい」

村岡藤弥候補「喫緊の課題が緊急治水プロジェクトによる堤防の築堤と大橋の架け替え。この大事な事業をちゃんと進めるにはどうしても国・県の力が必要。町民に負担をなくして将来の町づくりを描くにはどうしても今一度この4年間でちゃんとした形を作っていきたい」

庄司さんは大石田町の前の町長、庄司喜與太さんの長男で10月14日には吉村知事が事務所を訪れ、庄司さんを激励しました。
村岡さんは自民党大石田町支部と公明党県本部の推薦を受け、鈴木憲和衆院議員が総決起集会に駆け付けるなど支援しています。
立候補の受け付けは午後5時に締め切られ、庄司さんと村岡さんの一騎打ちの選挙戦が確定しました。選挙戦となるのは12年ぶりです。大石田町の有権者数は30日現在、5480人で、11月5日に投開票が行われます。