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居住実態があった 中山町議会議員選挙巡り当選無効の異議却下 町が問題なしと判断

2023年10月31日 18:28
居住実態があった 中山町議会議員選挙巡り当選無効の異議却下 町が問題なしと判断

9月に行われた山形県中山町の町議会議員選挙を巡り、当選議員の1人が町内に住んでいないとして、落選した候補者が異議を申し出ていた問題で、町の選挙管理員会は31日異議を棄却し、当選に問題はないと判断しました。

これは中山町の町議選に立候補して落選した木村幸広さんが異議を申し出ていたもので、当選した田宮昌幸さんは寒河江市内に自宅があり町内に居住実態がないため当選は無効だと訴えています。
公職選挙法で町議選に立候補するには、3か月以上、町内に住所を有する必要があると規定されています。町の選挙管理委員会は31日、当選の無効を訴える異議を棄却しました。
委員会の調査で田宮さんは6月初旬には中山町内に移住し、移住先の電気や水道の使用量を見ても居住実態があったことが認められるとしています。