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山形県立河北病院と寒河江市立病院の統合案が了承 新病院の開院は最短で2031年度

2024年3月23日 12:14
山形県立河北病院と寒河江市立病院の統合案が了承 新病院の開院は最短で2031年度

山形県西村山地域の病院の統合を話し合う検討会が22日、寒河江市で開かれ、県立河北病院と寒河江市立病院を統合する案が了承されました。開院は最短で2031年度です。

寒河江市と河北町の2つの病院の統合案に対し、河北町の森谷俊雄町長は統合前提の議論に反対の意思を示し、寒河江市長らほかの自治体トップは賛成の意思を示していました。

22日の検討会では、事務局から「県と寒河江市が中心となり両病院を統合した新しい病院の整備検討を進める」という最終案が示されました。

この案に対し、河北町の森谷町長は…

森谷俊雄・河北町長「いい医療を目指していくのがこの議論という前回の着地点を方向性として織り込んだことは評価したい」

このように述べ、最終案は了承されました。

平山雅之・山形県副知事「県立河北病院、寒河江市立病院、この機能を踏まえながら統合という一つの方向性が出たのは、一気に理解を受けたことがありがたく感謝している」

22日に示された想定スケジュールでは、新年度から基本構想の作成に着手し、2026年度までに基本設計を作成、開院は最短で2031年度と見込まれます。