10日朝、河北町と鶴岡市の果樹畑でクマによる食害が相次いで見つかりました。警察は付近の住民に注意を呼びかけています。

警察によりますと、午前4時頃、60代の男性が家族の所有する河北町岩木の畑で、リンゴが食い荒らされ、木の枝が折られているのを見つけました。現場にはクマのふんや爪跡が残されていたということです。クマが食べたり落としたりしたリンゴはおよそ400個に上るということです。
一方、鶴岡市黒川の畑では午前7時ごろ、リンゴおよそ30個が食い荒らされているが見つかりました。現場近くの別の畑では9日もクマによるナシの食害があったほか、近くに小学校があることから、警察はパトカーを出動させ、付近の住民に対し注意を呼びかけています。