国民健康保険料を誤徴収 システム入力に誤り 最上地域の4町村
最上地域の4つの町と村で2018年度から昨年度までの5年間で国民健康保険料合わせて42件、269万円あまりについて徴収ミスがあったことが分かりました。
ミスがあったのは金山・真室川・鮭川・戸沢の4つの町と村の、国民健康保険料です。国民健康保険事業を共同運営する最上地区広域連合によりますと2018年度から昨年度までの5年間の国民健康保険料を、あわせて25件、153万7400円を少なく徴収したほか、17件、115万2900円を多く徴収していました。
最上地区広域連合は対象者に戸別訪問し、謝罪や経緯の説明をした上で、多く徴収した17件については対象者に還付したということです。
国民健康保険料の軽減判定を行う際、システムへの入力に誤りがあったことなどが原因としています。最上地区広域連合は「対象となられたみなさまに大変ご迷惑をおかけし申し訳ない。今後はチェック体制を強化し、 再発防止に取り組む」とコメントしています。