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今シーズン最低気温も秋晴れ 蔵王でトレッキングを体験 山頂付近は紅葉見頃に

2023年10月12日 18:11
今シーズン最低気温も秋晴れ 蔵王でトレッキングを体験 山頂付近は紅葉見頃に

山形県内は12日朝、各地でこの秋一番の冷え込みとなりました。蔵王の山頂付近は紅葉が見頃を迎え、観光関係者たちが、今シーズンの降雪を祈願してのトレッキングを行いました。

小坂憲央アナウンサー「標高1660m、地蔵山頂駅です。気温は現在5度、少しひんやりしますが、紅葉は今がちょうど見頃です。色とりどりに染まった木々が青空をバックによく映えています」

2週間前から色づき始め、例年より10日ほど遅い紅葉。今が最も見頃で来週末まで楽しめます。
この日は適切な降雪と冬の蔵王のにぎわいを祈願して、山形市観光協会や蔵王温泉観光協会の関係者が、蔵王地蔵尊や蔵王大黒天など5カ所を歩いて巡りました。

県内の最低気温は山形市で7.7℃、西川町大井沢で2.2℃、大蔵村肘折で4.3℃、飯豊町高峰で4.4℃など県内22の観測地点中21地点で今季最低になりました。
秋晴れの下、視界は良好。坂を下ること約40分で標高役1350mにある往年のスキー選手トニーザイラーの顕彰碑に到着しました。

山形市観光協会鈴木悦子事務局長「(トレッキング、足にきませんか?)そうですね、でもきょう天気がいいので気持ちよかったです。コロナ禍でお客さんもかなり減っていたので、コロナ禍が明けてインバウンドの方もたくさん来ている。これから雪も降るので、スキーや樹氷を楽しみに来てください」

蔵王温泉観光協会黒崎広宣事務局長「去年は人があまり動かなかったので、ことしは去年に比べ倍近く来ていると思う。(コロナ禍前くらい?)コロナ禍前に近いくらいの水準になっているのかなと」

蔵王の紅葉、中腹部ではおよそ1週間後に見頃を迎えるといいます。そして、蔵王温泉スキー場は順調に雪が積もれば、12月上旬にオープン予定です。